慈久庵 常陸太田 2017、2018、2019年の食べログ百名店。日本一との呼び声も高い全国トップクラスの人気と美味しさを誇る蕎麦屋「慈久庵」を紹介!! 人気の「葱天せいろ」を実食レポート♪
今回は、食べログ百名店にも選ばれている全国トップクラスの人気と美味しさを誇る蕎麦屋「慈久庵」を紹介しますね。場所、メニュー、雰囲気、味、待ち時間、混雑状況、口コミなど少し詳しく書いてみますよ。
それでは、いばらじお♪茨城散歩スタートしまーす(´▽`*)
<本文は下に続く>
慈久庵の情報と場所
慈久庵は、そば職人として全国に知られた店主・小川宣夫さんがお一人で営業している蕎麦屋です。
小川さんはかつて、東京・阿佐ヶ谷に店を構えていましたが、2002年に常陸太田市に移転。慈久庵では調理から接客まで全てを一人で切り盛り。さらに、焼き畑農法による蕎麦の栽培も自ら手掛けています。←すごいこだわりですね!!
お店の場所は、茨城県常陸太田市、高さ日本一のバンジージャンプで有名な竜神大吊橋を目指して行くとすぐ近くですよ。新蕎麦が楽しめる季節には紅葉も素敵な所です。
慈久庵の基本情報
- 店名
慈久庵(じきゅうあん) - 電話
0294-70-6290(予約不可) - 住所
茨城県常陸太田市天下野町2162(地図) - 営業時間
11:30~14:30(売り切れ次第終了) - 定休日
火曜・水曜・木曜(祝日の場合は翌日) - 備考
駐車場有り(お店の手前に専用駐車場)/20席/完全禁煙/日本酒あり、ワインあり/新蕎麦は11月末から - ホームページ
http://www.jikyuan.co.jp/top.html
慈久庵の地図
▼ 慈久庵のMAP
慈久庵へのアクセス
▼ 慈久庵へのアクセスは、とにかく竜神大吊橋を目指しましょう。最後は山の中に入って行く感じで、急な坂をくねくねと登ると左手にお店があります。竜神大吊橋の1㎞くらい手前ですね。この日は息子とバイクで来ましたがツーリングコースとしても人気のスポットです。
▼ 慈久庵の外観
こちらが慈久庵の外観です。西洋風の建物ですが屋根は茅葺(かやぶき)だったりして…趣がある素敵なお店ですよね。洋館を蕎麦屋に改装したのかと思いきや、東京で蕎麦屋を営んでいた店主が故郷でお店をオープンさせるために建てたみたいですよ。
慈久庵の営業時間と混雑状況
慈久庵の営業時間と定休日は…
- 11:30~14:30(売り切れ次第終了)
- 定休日
火曜・水曜・木曜(祝日の場合は翌日)
今回は、10月の日曜日、11時30分から12時くらいに到着。お客さんはまだ誰もいませんでした。人気店だし、店主がひとりで切り盛りしているので通常は待ち時間覚悟で食べに来ないといけないらしいですが…すこし拍子抜け。
たぶん、蕎麦の端境期(5月を過ぎ6月に入った頃から10月頃まで)は蕎麦通が食べに来ないんですかね。夏の蕎麦もあんまり美味しくないって言うし…慈久庵で新蕎麦の提供が始まるのは11月の末からなので紅葉シーズンあたりからは混雑するんだと思います。
おなじく食べログ百名店に選ばれている「ひたちなか市の木挽庵」なんかは10月1日から新蕎麦を出しているんですが、慈久庵の場合は自家栽培との兼ね合いもあるんでしょうね。
▼ 慈久庵の入口
では、さっそく慈久庵に蕎麦を食べに行きましょう!! 慈久庵は入口からしてただならぬ雰囲気…オーラ的なものを感じます。
▼入口の立て札に書かれたお願い。
全ての作業を一人で行います。
どうぞ、時間と心にゆとりをお持ちになってお入り下さい。
この日は待たずに食べられましたが、新蕎麦の時期は「待ち時間も楽しむ」くらいの気持ちで食べに来た方が良さそうですよ。
慈久庵の店内
慈久庵の店内には、山あいの景色が綺麗な窓際にテーブルが並び、反対側に設置された薪ストーブの向こうには座敷がありました。
しーんと静かな店内に入ると、店主が「1番手前のテーブルに座ってください。」と着席を促しメニュー表(お品書き)を置いてくれます。
けっして居心地が悪いわけではありませんが、ピーンと張りつめた緊張感があり「純粋に蕎麦を楽しむための空間」という雰囲気です。
慈久庵のメニュー
慈久庵のメニューには、冷たいそば、温かいそばをはじめ、3500円~5800円のコース料理と、
「そば粉と黒にんにくのポタージュ」や「そば粉とトリュフのポタージュ」なんて聞いた事もないようなオシャレなメニューもありました。
▼ 慈久庵のメニュー表(そば、飲み物)
飲み物も日本酒だけじゃなく、ビールやフランスワインも置かれていますね。このほか、お酒がすすみそうな里山料理(一品料理)もあるので、帰りの運転がなければ…の、飲みたい!!
▼ 慈久庵のメニュー表(里山料理)
「超珍味・岩魚のうるか」「超珍味・おひしょ 岩魚の卵添」とかって何?! これは気になりすぎるでしょw 次回は妻と来て帰りの運転を頼もう!!
「今日は何を注文しようかなぁ~」ってかなり迷ったんですが、息子が「せいろそば1200円」、僕は「葱天せいろ1800円」を注文。気になる珍味はあきらめました。
▼ 蕎麦が到着するのを待ちながらテラスや畑(自家農園)を見学
▼ 食事用には開放されていませんでしたがテラスから見える山あいの景色が素敵です。美味しい空気を吸ってのんびり蕎麦を待つのもたまには良いですね。
客は僕らを含む2組だけでしたが、オーダーから提供まで20分くらいはあったかな。息子とお話ししながら、外の景色を楽しんだりしていたので、待たされた感はなかったですけどね。
▼ 店内には今までに慈久庵が紹介された雑誌もたくさん。
さすが名店ですね。店内には慈久庵が掲載されている雑誌がずらっと並んでいましたよ。
慈久庵の蕎麦を実食!!
はい。慈久庵の蕎麦が到着しました。いよいよ実食です!!
▼ 「せいろそば」を目の前にして嬉しそうな息子
静かな声で「お待ちどおさま」と2人分の蕎麦が運ばれてきました。丁寧に料理の説明もしてくださいます。
▼ 僕が注文した「葱天せいろ」
新蕎麦の提供が始まる前に食べに来ちゃったので気になっていたんですが、玄蕎麦を天日干しにして保存し自家製粉すれば1年じゅう美味しい蕎麦が食べられるって話も聞いた事があるので楽しみですね。
天ぷらの葱は「地葱」との事ですよ。
▼ まずは蕎麦から実食!!
慈久庵の蕎麦は細打ち、自家製粉らしく星も確認できます。味は、もちろん美味しいのは美味しいんですが、期待値が高かったので少し香りとコシに物足りなさを感じてしまいました。(←次回は必ず新蕎麦が食べたい!!)
▼ 慈久庵の葱天
蕎麦は新蕎麦の香りを期待しちゃったのでアレですが、葱の天ぷらはビックリするくらいに美味しかったです。これって長葱ですよね? ものすごく甘くて旨いんですけど~♪
岩塩をちょこっと付けて食べるとさらに甘みが際立ちます。う、うまい!!
▼ 頃合いを見て運ばれてきた蕎麦湯
慈久庵の蕎麦湯はサラッとしたタイプの蕎麦湯でした。僕の好みはトロっと濃厚な蕎麦湯が好きなんですけど、この辺も新蕎麦だと違うんですかね…。
待ち時間は半端ないかも知れませんが、美味しい蕎麦が食べたいなら11月末からがおすすめです。開店時間の30分前(11時)くらいに到着すれば待たずに食べられるかも。心配ならもっと早く到着して竜神大吊橋を観光してても良いですしね。
▼ 慈久庵から1㎞くらい坂を登ると竜神大吊橋ですよ。
慈久庵の口コミ
慈久庵@常陸太田にて、慈久庵コース(5品)。蕎麦の実から自家栽培する手打蕎麦は勿論の事、全てに於いて大満足。食べログ茨城蕎麦ランキング1位なのも納得。 pic.twitter.com/BBB2AcjmHT
— まちゃあき (@masaaki_0630) February 11, 2016
茨城の 慈久庵 というお蕎麦屋さん
お店の店主さんがなんと栽培から作っているらしいです… 1時間くらい並んだけど並んでよかった、また並んでも食べたい pic.twitter.com/5rpd16xGk7— 柴田あやな (@shibaobasan) May 13, 2018
竜神大吊橋近くの「慈久庵」さんで葱天せいろをいただきました。
蕎麦は素人なので蘊蓄を語る言葉は持ち得ませんが、大盛りにしなかったのを後悔する程美味しかったです。
茨城一とも称される味、堪能致しました。 pic.twitter.com/FCVS1EfQrC— マッシュ (@mash_room_mbh) June 21, 2019
この記事のまとめ
今回は、食べログ百名店にも選ばれている全国トップクラスの人気と美味しさを誇る蕎麦屋「慈久庵」を紹介しました。お店の雰囲気も、ロケーションも最高。蕎麦も美味しいです。(←ただ、しょーじき新蕎麦で食べたい。)
葱天せいろの葱天がめちゃめちゃ美味しかったです!! そのほか里山料理の珍味も気になる。日本酒やワインもあるので、山菜の天ぷらや里山の珍味を味わいながらお酒を飲むのも良いですね。
当ブログでは茨城の美味しい蕎麦屋をまとめて紹介している記事もあるので、是非そちらも参考にしてください。
>>> 茨城の美味しい蕎麦屋まとめ | 常陸秋そばが味わえる名店を紹介!!
▼ 慈久庵はお取り寄せもできますよ。
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